やまだれいこというおんな

昨日、悲報が届いた

友達からのSNSでお葬式の案内という形で写メが送られてきた。

実は、その悲報が届く4日前に、LINEでやり取りしたばかりの矢先のことである。

その中身は、うちの三女の誕生日に対しておめでとうという内容である。

それは、うちの三女に関わらず、うちの家族全員の誕生日に必ず毎年贈られてくるものであった。

何故、うちの家族の誕生日を知っているのか?

実は彼女は保険の外交員で10数年前に一度、京都の同級生の二人でお店で飲んだ時、彼女の方から、保険勧誘じゃなく、とりあえず会社のデータ集めの一つのノルマとして家族の個人情報教えてくれないかと頼まれたとき。同級生のよしみで、躊躇なく教えたことがきっかけでそれから毎年おめでとうメールを送ってくれることになった。

もちろん、保険の勧誘は一度もされたことがない。

何度か、家族の私でさえ誕生日を忘れていた時さえ、彼女のLINEで気き、あわってて家族の誰かにおめでとうと言って助けられたこともある。

それが4日前

返しの文章は、いつもありがとう、感謝の気持ちを込めて、ご飯でも食べに行こうという内容を彼女に送った

彼女からの返事は、いつもおごってもらってるから、そんなんええよという内容であったのだが、

そんなこと言わずに是非にご馳走させてくださいと言った

すると彼女は、ありがとう楽しみにしてるね

それが最後のLINEのやり取りであった

嘘やろ、なんでや

これが私の最初に口に出して呟いた言葉である。

私たち同級生は、毎年一年に2回 盆正月とプチ同窓会をやる。

冬場は寒いので一人の同級生のもう使わなくなったおじいさんの家、夏場は、もう一人の理髪店を営んでいるお店の前の駐車場でのバーベキュー

どちらも会費制にしてお酒を近くのコンビニで買い、料理というか食べ物は簡単な海の幸やお肉など、

その時いつもおにぎりを沢山、家で握って持ってきてくれるのが、やまだれいこである。

おつまみだけやったら、みんなお腹すくやろうと気を使って30個ほど持ってきてくれる、これがまた塩加減といい最高のおにぎりだ

皆がお酒を飲んで二次会に行く時も、自分はお酒を飲まないからと、お店の手配から車での送迎もすべて引き受けてくれた。

挙句には、その二次会が終わった後も、みんなタクシー代がもったいないからと個々に自宅まで送ってくれたのも、やまだれいこである。

カラオケに行っても自分んは歌うことなくお店の人のようにみんなのグラスのお酒の量を気にしてくれたり、お店の人以上に気を使ってくれたなぁ

あれ、よく考えたら,彼女の歌声聞いた記憶がない、だから思い出の曲が浮かばない、残念で仕方ない

先にも書いたが、彼女に食事をご馳走する約束をしたのに出来ない自分がいてる。

あの世、もしくは来世でおいしいものを必ず、ご馳走するからちょっとだけ待っておいてね

後、20年ほど、そのくらいには、私も楽しい土産話をもって会いに行きます。

私は、その頃あなたの20歳くらい上の年寄りになっているけど、ため口で話してや

献杯 ありがとうございました。